今回は、台湾第三の都市台中からお寄せいただいた案件です。

ご依頼は台中現地でビジネスを行う日本企業社長からで、「雇用している台湾人社員の動きが怪しい、何か企んでいる気がするので調査をして欲しい」といった内容でした。

具体的にどんなことを企んでいるのか把握はされていないようですが、行動や言動のちょっとした違和感を感じられているとのことです。早速調査を行うことにしました。

ターゲットの社員の一連の行動を調査すると、社外でよく面会しているビジネスパーソンらしき人物が居ることがわかりました。

依頼者様が怪しまれる理由として、この人物との関係が関連していると踏んだ台湾探偵.COM調査員は、この人物のことを詳しく調べました。

すると、依頼者様の企業の同業の人物で、ライバル企業にあたる大手の社員であることがわかりました。

こうなると、スパイや社内情報を横流ししている可能性も考えられます。

今度は、この社員が入社した際に企業に提出した身分番号から、改めて本人の情報を調べました。台湾には「中華民国国民身分証」というものが存在し、満14歳の中華民国国籍を所有する者へ全て発給されています。

弊社はこうした身分番号からの個人調査を得意としております。

そして調査を行った結果、ターゲットが会社に伝えていた前職や住所など個人情報はまったくのデタラメであり、実際はこのライバル企業に勤務していたことも明らかになりました。