今回は、台湾で電話番号から身元を辿った調査を行った事例をお伝えします。

ご依頼は新北の日本人の方からで、この街の企業で働いています。
ある異業種交流会で知り合った台湾人Aに投資の話を持ちかけれ、いい話だと思い乗ったそうです。

不動産の投資で、そのAにお金を渡すことで、不動産の投資の仲介をするとの事でしたが、Aにお金を渡すと、その後連絡が取れなくなってしまったとのことで、今回調査をご依頼されたという経緯です。

今回は、依頼者様が詐欺被害に遭われた可能性が高くなりました。

手掛かりは、対象の名前と名刺と電話番号だけです。詐欺だとしたら名前や名刺もデタラメな可能性もあります。

よって、唯一の手掛かりが電話番号になります。
今回はこの電話番号を辿って調査を行いました。一般的に台湾で、特定の電話番号を辿って人物の身元が明かされることはありません。

ただ、台湾探偵は長年現地で調査を行い現地の特殊なルートとも提携している為、身元を辿ることができるケースがあります。

電話番号解析から数日後、ようやくAの身元を割り出すことができました。やはり依頼者様に伝えていた名刺の情報はデタラメでしたが、新北現地に在住していました。

その後、Aと依頼者様が改めて対面する経緯となりました。やはりはじめから騙すつもりでAは今回の行動に及んだそうです。

現在依頼者様は、Aから損害賠償を請求すべく、現地で現地で準備を進めている段階です。